物語が収束に入って来て、少し寂しいですね。
以前より若い人が地に足の着いたものを格好良いと感じる様になった、と宮台真司がよく言っていましたが、「飛ばないこと～（中略）～それは飛ぶことと同じ」という台詞には、そういう時代の雰囲気の反映を感じます。地べたと雷轟丸なんていう、アンバランスな組み合わせの名前が既に、地に足の着いた（問題に正面から取り組む）生き方と華やかな（ふわふわした）生き方をそれぞれ代表していたのかも知れない、様な気がしないでも有りません。
眞一郎が産声か、赤ちゃんの泣き声なのか分かりませんけど、声を上げた所は良かったですし、今川焼きを食べに来た時の「俺何やっているんだろう」も、心の底の自分でも分からない動きが表現されているように感じました。
三代吉は早速愛ちゃんのピンチヒッターをしていたわけですが、彼の人生、これから一生こんな感じだと思います（笑（多分楽しい）
動画も祭りの踊りが豪華に入っていて、躍動感が有りました。比呂美ちゃんの和服の素晴らしさは最早異常の領域です（笑）シムーンで多用されていた止め絵を多く挟む手法が、美しい役者を得て生き切っていました。
それにしても、純が乃絵を眞一郎に押し付けた時の心情は、眞一郎が純を比呂美にあてがおうとした時の心情と似ていたんですね。こうなると乃絵と純が血縁関係が有るのかどうかがいよいよ気になります。いや、最早関係有りませんか。
乃絵ちゃんは多分無事だと思うんですけど・・・。
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