毎週立ち読みで読んでいるので触れる機会がありませんが、とても好きだし優れている作品だと思うのでぼちぼち感想を書いていきます。
まず設定の能力の縛りが絶妙だと思うのです。
これは創作上大川さんが最も重視していると公言しているもので、つまり万能な人間は面白くないと、そういうことなんですな。
黒鋼にしてもファイにしても能力がフルで使えたらこんなつまらない話はありませんからね。
とはいえ能無しじゃないからオーラが付くんですよ、これが。
最強のキャラ萌え漫画の設定たるや恐るべしという所です。
武術という趣味というかライフワークの都合上どうしても鉄鋼の剣捌きに目が行くのですが、いきなり途中から超能力系の技を使い出して裏切られた気持ちになりました。(笑)
桜都国の戦闘場面はとても素晴らしく描けていて流石clamp先生と深く唸りました。
星史郎さんが武田惣角ばりの合気を使っていたのにはclamp先生は良く調べているなと思ったのですね。
何故かと言うとあれは伝説の達人系の動きで、現代の普通の合気武術からはとても浮かばないものだからです。
モコナ先生のイマジネーションが豊かなのかもしれませんね。
所でバビロン及びXの星史郎さんはこういう体術は使われていなかったと思うのでたぶんバビロンの過去というわけではなく別人なんで・・・しょうね?分析しても追いつかないのがclamp先生ですから。
もはや先読みする気力もございません。(笑)
ちなみにアニメ版のこのシーンは動画なのに漫画の十分の一も動いていないと思いました。
星史郎さんの声も実に納得が行かない、僕の断定では暖かい感じ(あくまで感じ(笑))に加えてもっと澄んだ声であるべきなのです。
謎なキャラということでああいう低い系の声にしたのでしょうが、作画諸共苦言を呈しておきたいと思います。
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