紅 第12話「われ存在り」

最後の紫さんの九鳳院に残るという決断は、勇気と責任感があると思います。ただ一方で、虐待されても(たから)親から離れられない子供・・・というのとは違いますが、そういう要素も感じました。家を離れても良かったと思います。

仕事を小窓に、人と社会の関りのようなものを描いた作品だったと思います。
社会の圧力で言えば、奥院の様な分かりやすい圧力はある部分与し易いのですが、自分の置かれている状況から自然に発生した偏見の様なものは厄介ですので、そういう意味でいうと、弥生さんの「外を知らなかったからじゃないですか」という言葉は意味深く響きました(笑)それを考えると紫さんのこの先は、必ずしも容易ではないかもしれません。

公式サイトのキャラ紹介4番目の銀子さんが、余りキャラクターが生かされていませんでしたけど、原作のあるものですからね。
必ずしも気の合う作品では有りませんでしたが、紫さんは声優さん共々素晴らしかったです。それに、もしかしたらサントラは買いなのかも知れません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました