それ程執着はありませんが、パトレイバーは好きな漫画なので、深夜の放送を録画して観てみました。
パトレイバーの好きな所は、魅力的なキャラクターと難しさを抱えつつも快活な組織ですね。さっぱりしていて女性らしくもある、のあの人柄も良いです。
劇中ではノリや生活スタイルが70年代の延長のようで、改めてインターネットと携帯は人の生活スタイルと考え方を変えたんだなぁ、と思いました(笑)
私はロボット(レイバー)の戦いに、特にアニメでは余りシンパシーがないので、オープニングとかは早送りしてしまいましたけど、そこら辺は好みの問題といえるでしょう。
それ程嗜好が合うわけでもなければ、半分悪い意味で器用だなとも思いましたが、とても作り込まれている作品です。
見せ場に誘導しつつ、幾重にも小さな意外性が用意された展開。下町調のもののあはれな会話。原作のキャラクターの魅力。粋を凝らしたアクションシーン。適度に陰影のあるテーマ。娯楽作品として最上と思える出来で、監督の名声が広まったのも、実に当然の事だと思いました。
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