東京BABYLON・3

(注意、非常にマニアックです)
Q.何で昴流は星史郎が好きになったんでしょう?

(脳内補完)A.二人に結構似ている所があるのが、理由の一つだと思います。

一つは二人共、人の気持ちを察するのが得意んですよね。

昴流は言うに及ばず、星史郎さんもいつも気を使っています。

その台詞の内容からもただの演技ではなく、実際に人の気持ちが分かっていることが推察できる内容です。

例えば第一巻の歌手志望の人の霊の話での「何故死んでもここに留まって居るんですか?」という台詞は相手の全てを見透かした上で吐かれた物といえます。

カラオケのエピソードで昴流の気持ちを察したり、結構枚挙に暇が有りません。

もう一つは非常に意外なんですけど「純粋」であると言うのが有ります。

某掲示板に「星史郎さんが昴流が純粋な人だと分かったのは、星史郎さんも純粋だったからではないのか」との旨があったんですが、まさにその通りだと思います。私は全面的に賛同します。(ただここで言われている純粋は私の指している真摯であるとかの純粋に加えて、昴流に美しい心があることを、抑圧されながらも星史郎が心を持っていた、ので感じ取る事が出来たという事も、入っていると思われます)

先ほどの東京タワーの話ですけど、まず霊と正面から向き合って話をしているんですね。

昴流君の手前とはいえなかなか立派な態度だと思います。

また、新興宗教の教祖を殺した時も目を合わせて理由を述べた上で殺しています。

これもただの残虐な人だったら、直ぐ殺っちゃってもいいと思うんです、どうせ興味ないんですし。

Xでは他の地の龍がみんな遊んでいる(笑)なか、一人だけ黙々と結界を壊している、とかなりの真面目振りを発揮したりしています。

これらには大人の理由(笑)も当然あるでしょうが、私はそれだけではなく星史郎さんの資質がこのような態度を取らせているのだと思うのです。

純粋という言葉の定義は色々有ると思うのですが、私は星史郎さんのこの人や仕事と正面から向き合っていく態度こそ純粋といえるのではないかと思います。

更に星史郎には昴流には無い精神力の強さがあります。

自分に似た所が有り、更に自分を超える所がある訳ですから、昴流には星史郎は非常に魅力的に写ったのではないかと思います。

続く(恐らく)

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