ツバサ・クロニクル 第4話 「哀しいキセキ」

やはり「失われた命は二度と戻らない」といのはクランプ作品の世界観の肝と言うべき所なので今回修正がなされました。

クランプというのは現在何万何十万といる漫画家の中で、客観的に部数から見てもほぼ頂点に君臨する天才集団なので、その物語の中に何かを挿入するにしても弄るにしても相当の勉強と決意を持って望むべきなのです。

このツバサのアニメの制作班にはそういった意識が希薄なのではないかと思います。

アニメオリジナルの話は色々言おうとしているのはわかるのですが、他の世界と内容が乖離しており芸格も著しく劣ります。

原作のシナリオをやる際にも注意深さが足りず原作の持っている滋味を失っています。

細部に神が宿るといいますが、そうであれば殆ど本質を失ってしまっている言って良いでしょう。

子供向けだからだ、との反論も聞こえてきそうですが良くないのはそういうところとは全然関係の無い所です。

クランプの作品は物語の開始から終わりまでの一貫性に特徴があり、彼女らの作品に参画する人はその底流に流れている一貫しているものをがっしりと掴んだ上で、更に独創性を発揮しなければならないのです。

はっきり言ってそんな事が出来る人はあんまり浮かばないのでやっぱり大川総裁が参画されるのが一番よいのではないかなぁ、と思う今日この頃です。

今のままでも、謙虚さがあれば結構良くなるとは思うのですがね。

内容に触れると関西弁を使わない空汰はどう考えても魂が同じではないと思います(笑)何か悪いものでも食べたんでしょうかねぇ。ゲラゲラ

おそらくこの回はクランプ側の要望から作られたと思います。

物語の縦線の修正なので飛王が出てきます。

これでやはり、巷でいわれている通り飛王の狙いは人を蘇らせる絡みの物である事が判明しました。

誰がらみなのでしょうか?それが男でホモホモしい展開というのだけは止して欲しいです(笑)

エンディングの黒鋼過去編の絵は綺麗ですね。

夜の桜と黒鋼の対比が美しくて、クランプが桜が好きなのも良く分かります。

あと全く突然ですが、ファイがピアノを弾けないと言う設定は口笛と同じ意味だと睨んでいます。

当ったら御喝采(笑)

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