ツバサ・クロニクル 第7話 「阿修羅のイワレ」

うーん、何が残念かって細かい所が残念です。

「そっちが先に抜いたんだ、どんな目に遭わされても文句言うんじゃねぇぞ」って言う原作の黒鋼の台詞はありがちなんですけど、楽しみにしていただけに無かったのは残念です。

陣社の連中が持っていたのがドスじゃなくて丸太ん棒って言うのも今思えば笑えるかねぇ、お揃いのを一体何処で調達してきたのか(笑)

折角アニメなんだから黒鋼の殺陣や小狼の動きはもう少し生き生きと描いて欲しかったです。

ファイが結界について尋ねる所はもう少し探るような敬意を払うようなニュアンスが欲しいと思います。

あと黒鋼がファイに阿修羅について尋ねる所はツバサ屈指の名場面なんですが、ファイにずーっと背中を向けさせる演出はどうだろう。

ファイの心情の肝は腹を割って話そうと思っているのだが中々話せないというところに有って、そもそもは腹を割って話そうと思っているのであるから、最初は正面を向き合って話しているべきなのです。

しかし、それをすんでの所でごまかしてしまうというほっとしたような少し後ろめたさがあるようなような心情を表現して欲しかった。

アニメではただごまかせてラッキーみたいな感じになっていると思います。

「そうでもないかもよ」の台詞以降のファイの表情の動きは原作のツバサの名作たる所以を表している素晴らしい箇所なので、それを丸々削るというのは見てるほうとしてはとても辛く感じます。

残念ですねぇ。

来週の話しの分の一番期待しているシーンは少しマニアックなんですけど(笑)上から物体が迫ってきている所でファイの背筋が伸びているシーンです(笑)

根っこの確りした所が見える感じでとても好きなんですがどうなりますかねぇ(笑)

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