前回からの続き物ということで、侑子さんの説明になっていないような説明から入りました。
こういう言葉は指し示す所は明快なんですが、それを推測するのは楽しいし一般論を述べている様でも有って、それなりの含蓄が有ります。
今回のメインはどちらかと言うと百目鬼の「想い」ですが、非常に上手く表現されていましたね。
原作の「その女 向こうが透けて見える」はかっこいい台詞なんで、期待していた所も有ったんですが、アニメならやっぱり、絵で示して削るのが良いとも思われます。
最後の「・・・いなり寿司あるんだろうな」周辺の百目鬼の表情は、ホリックの中でも白眉のシーンの一つで、非常に上手くアニメ化されていたのは嬉しかったと共に感謝しました。
百目鬼の放った矢の効果は、格好良いんで吃驚しました。動かしにくいといわれるホリックキャラを描いていることで溜まっていた、アニメーションへのパッションを見た思いがしました(笑)
とはいえ、最後の踊っているシーンの四月一日ボディバランスは凄まじい事になっていましたね(笑)まぁ、そもそもそういう漫画なんですからどうでもよいというか、寧ろ味なんでしょうね。
会話の中に「つつがなく」とかやや古語調の言い回しを入れるのは、シリーズの中でちょくちょく有りましたが、雰囲気を的確に高めていると思います。
調べたんですが、原作ではこの留守期間中に侑子さんは神様を作っているということで居なかったんですが、ツバサの阿修羅王と夜叉王の事なんですね。泊りがけで何日もかかるとは、結構侑子さんも大変だったんですね(笑)
とにかく素晴らしい情緒を誇った二回でした。しっかし、和服のおねぇさんは物凄く色っぽかったなぁ(笑)
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