NOIR 第13話「地獄の季節」

この回は結構面白かったです。夕叢さんが事物に強い執着を示したのは初回の教室の席に執着したシーンと身分証明書を奪還した第七話とで三回目位だと思います。
それらシーンと同じで、警告されても川辺に行ったのは、男の事が好きだったというのも有るかもしれませんが、それ以上に男の纏う「日常」の空気に惹かれたのだと思います。
ミレイユちゃんはどうも「非日常」に生きる人間が「日常」に生きる人間と交流するとどうなるか、というのを経験上知っているようで、言葉にはしていませんがそれが忠告の真意だったのだと思います。
結局ミレイユちゃんの忠告の通り良くない結果に終わった訳で、最後の絵の道具を捨てたシーンは日常に対する執着を捨てた、もしくは捨てざるを得なかった事を象徴しているのだと思います。
日常に生きたいのに非日常に生きざるを得ない、というのが夕叢さんの一番のジレンマのようです。
やっぱりnoirを辞めてそこら辺でひっそり暮らす、とかは出来ないのかなぁ。
次は待望のミレイユちゃんのシャワーシーンです!これは必見ですね。

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