ひぐらしのなく頃に 読み終わって暫く経って2

ひぐらしという作品をジャンル分けするとどうなるかと考えたんですけど、やっぱり作者の言う様な推理物には分類できないと思うんですよね。そこで推理物が詰め将棋に相当するとするとひぐらしは何だろう、と思ったんですけど、それはバカ詰め(詰まされる側の指し手を詰める側の都合の良いように指させる事が出来る詰め将棋。バカと付いているが立派な一分野である)に相当するのではないかと思いました(笑)これを適用するとひぐらしはバカ推理(言葉自体は既存ですが)であると言えます(決して貶している訳ではなくて、むしろ喜んでいます(笑))ひぐらしは無名から始まった故か、インパクトを出す為のハッタリ的な所が多く、このジャンルとしては破綻してしまいましたが、既に名の売れた状態で開発を始められた次作では作者が堅牢な物語を構築する可能性もあり、このジャンルが確立されるかも知れません。いや、むしろまたひぐらし並みにぶっ飛んでいたら個人的には嬉しいんですけど(笑)そうすればひぐらしでのフェイクも売る事を優先したから行った事ではなく、単なる作者の癖だったということにもなりますし(笑)

ひぐらしの音楽は相変わらずどれもこれも良い曲ですけど、最近はassault operationsが結構好きです。テンションの高い場面に使われた激しい曲ですけど、ひぐらし本編をなさった方なら上昇しては下降するフルートやエレキギターの音形から赤坂の哀しさが聴き取れるに違い有りません。曲名から言っても51番目の欠片の為に作られた曲の可能性も高いと思います。
ちなみに記事を書くために音楽室でこの曲を聴いたら、背景に初めてトミー(しかも目力が凄い!)が出て来て笑いました(笑)そういえば山狗の包囲網をかい潜るあの場面でも使われましたよね。何度も聴いているのに今回初めて出てきたのですが、やっぱり音楽室のこの曲の背景画像にトミーが出てくる率は赤坂や葛西より低く設定されているのでしょうか(笑)

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