由乃ん大活躍の話ですけど、題にしても中々字面が凄いですね(笑)
体に気を使った感じの池澤さんの演技は以降見られませんので、新鮮で貴重です。
祐巳ちゃんがお腹の音が鳴るのを気にしていましたけど、こうやって映像でみると、現代のいかなるお嬢様でもそこまで気にしないのではないかと思います。
祐巳の品というより周囲のエレガンスな感じに合わせなくてはいけないという強迫観念なのかもしれませんね。
新聞部のかけあいは面白いですね(笑)最近美奈子さまは思ったより面白いキャラなんではないだろうかと思い始めています。
江利子さまの言う、家に帰るには滝を下りないといけないとしたら川上に行くか川下に行くか、という例えはxxxHOLiCを思い出しますけど、今回の革命は由乃の変化に付随する必然的なもので、最善の経過だったという印象を受けます。
尺が短すぎ、とかいいつつも原作を読んだのは二年半前に一度こっきりなので、結構忘れていて何処が飛んだのかも分からなかったりするんですが、温室での祐巳の令さまに対する、死にたいではなく死にそうという所が令さまらしい、という評は非常に印象に残っています。
こういう時に死にたいと言う人格と死にそうという人格は何が違うのだろう、と以来時たま考えていたのですが、大雑把に言えば後者は前者と違って心の芯が折れていないということなんだと思います。
この台詞は端折られていましたけど(笑)
祐巳が祥子さまに罰を受けるんじゃないか、と怯えていた所も内的独白はナッシングでしたが、さっきの温室でのやりとりと併せて、原作を読んでいて脳内補完が出来ればこの方がすっきりしていてベターかもしれません。
革命の噂をするもぶにまた乃梨子っぽい後姿が有りましたが、彼女は噂話など余りしないので別人でしょうが(当たり前だ)製作班は意識しているのが、それともおかっぱが一般的なのか・・・。
由乃に付き添う為に学校を早退してしまう令ちゃんは、常識的に考えてもちょっと由乃に気を使いすぎだと思いますね。革命も起こるべくして起こったといえます。
映像は黄薔薇に合わせた銀杏並木が美しかったです。
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