ゴーストハント 第13話 FILE5 「サイレント・クリスマス」 #2

霊に憑依された麻衣に抱きつかれたリンですけど、ブラウン管の前で万単位の人が「役得な奴め・・・」と呻いていたに違い有りません。僕もそうですけど(笑)

それに対して怒ったリンの対応は、幽靈相手に多分に心理的な事を商売にしている人間にしてはあんまりですね。

茶番に付き合っていられない、といっていましたが癒しの観点から見ると茶番は極めて重要なんですよねぇ。

物語っていうのは何処かに悪人、若しくは愚かな者を差し挟むと作りやすいものですから、今回はリンがその標的になったのだと思われます。

話がCLAMP作品に滅茶苦茶逸れますが、こうやってみるとCCさくらという作品の難儀さと完成度の高さが浮かび上がってきます。

一方、ツバサの作品としての全体的な評価は、ひとえに飛王の人間性がいかに典型的な悪人・愚か者像から離れているかにかかっているといって過言では無いと思います。

現状ではちょっと不安な様な気もするんですが、CLAMPの事ですから、大いに我々の予想を裏切ってくれるのではないかと一方でとても期待もしています。

ちょっと予想してみると、人を蘇らせるという目的(だけ)では、余りにも在り来たりで陳腐だといえます。世界平和の実現みたいな感じののりでもまだ一般的な範囲内です。う~ん、わかりませんねぇ。

ゴーストハントに戻りまして、巫女さんの出番が殆ど無いのが笑いました。いっそのこと招集してもらわないほうが幸せなのではないでしょうか(笑)

坊さんはとてもいいキャラクターで有ることが分かりましたね。子供との親和性もさることながら、かなり年下と思われるナルの言うことを下手に聞いてしまっている所とか、偏見が無く平明で良い感じです(笑)

料理を作る原さんは萌えですね。かわいい・・・。

リンの最後の聖堂の上方を振り返った描写は、芽生えた親子の情だと思われます。重ねた時間というのは真実に最も漸近的なものなのではないでしょうか(なんか微妙にALIPROの影響を受けている・・・つもりです(笑))

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