エル・カザド 第14話「メイプルリーフ」

ニシテツ(西洋哲学)や西洋の小説家の人の言葉を引くのはどうも。
「時間は存在しない。存在するのは瞬間だけである」(トルストイ)なんていうのは日本では「刹那」という言葉を使って昔から言い表されている概念なので、トルストイという比較的最近の人の考えた言葉として(のように)放送するのは疑問を感じました。日本人なら東洋哲学の基礎を成してきた人・書物の中から選んで、同じ事を言わせるべきだと思います。

「人は障害に向き合ったとき、自らを発見する」(テグジュペリ)というのも「疑」という概念で表されます。禅の公案を作る際に元となった発想ですね。この「疑」を乗り越える事で悟りに近づく事が出来る(自分を知る事が出来る)と考えた訳です。ただ、正しく言えば障害に対する積極的な態度が無いと「疑」にはなりませんけど、そこら辺も良く表されている言葉です(笑)これはちょっとマニアックですけど。

オスカー・ワイルドの言葉は本人の人生が複雑過ぎる感じみたいですので、微妙なユーモアと理想への憧れが感じられました(笑)

今回はとても美術が良かったと思います。室内、庭、海、どれも結構なものだったと思います。
詳細は不明ですけど多分博士がロリコンだった事とエリスが検査拒否をしたのが、一番の敗着ですよね。あそこは博士の立場を鑑みて愛を以って耐え忍ぶべきだったと思います。

来週は水着キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!?・・・・と言いたい所なんですけど、2人ともそんなに無理しなくて良いのに、と思うのは何故なんだぜ?(む・・胸が・・・)

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