NOIR 第26話「誕生」

ミレイユちゃんとアルテナの出会い頭の折衝は、ミレイユちゃんが撃ち切れませんでしたね。それに撃ってしまえば色々な意味でお仕舞いな訳で、ミレイユちゃんの心情は察するに余り有ります。

最後夕叢さんが「夕叢霧香として罪を受け入れる」と言ったのにマグマ?の中に飛び込んだから、あれっ!?と思ったんですけど「(自殺する事で)罪を受け入れる」と言う事だったんですね。その発想は無かったわ。

一貫した物語として見ると、アルテナのキャラクター造形の弱さが良くなかったと思います。同系統の狂信的なキャラクターで成功していると思うものにふしぎの海のナディアのガーゴイルが挙げられますが、ガーゴイルは狂信的な中にたまに覗く人間性や哀しさがたまらなくて人気を集めたキャラクターでした。それに比べるとやはり薄っぺらくて単調に過ぎると思います。
それにしてもクロエは浮かばれませんねぇ。

場面場面は良い雰囲気の所が有って面白かったです。コルシカとかパリの街とか屋上とかも、普通に眺めているだけでも面白い感じでした。後は、何よりミレイユちゃんがだんだん可愛くなっていくのは良かったです。疑問も有りましたけど、面白い所も有ったアニメだったと思います。

見終わったので毎度色々関連するホームページを見て廻っているんですけど、日本コルシカ協会のホームページが面白いですね。作中で使われた感じの場所の写真が沢山ですし、パリとかそれ以外の場所の描写でも使われたんじゃないかと思わせる様な写真まで有ります(笑)綺麗ですねぇ。このアニメは実は旅行番組なんだ!と書かれている方もいらっしゃいましたが、良い悪いは別としてかなりの部分、的を射ていると思います(笑)

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