シムーン 第26話 彼女達の肖像

シムーンの最終回には賛否が有ったと聞いていたので結構どきどきしながら見ていたのですが、自分としては納得の出来た最終回でした。
シムーンの本質は中盤の細やかさも含んだ躍動感だと思っていたので、物語の結末に余り興味が無かったというのも有るかもしれませんけど。

リモネの周囲では実る事の無かった作物が実るとか色々言っていますんで、翠玉のリ・マージョンをやればやる程世の中が良くなって行く状態にこの過去の世界は有るみたいですね。
フロエはショタショタな感じ(造語・・・と思ったら結構使うみたいですね)になっていたのが面白かったですね(笑)
リモネもロードレも(パライエッタも)みんなエレガントに可愛くなって居たのでとても嬉しかったです。特にマミーナカットのロードレは反則的に美しくなられて居られます。きっと髪を伸ばしたらすぐマミーナの髪型にするつもりだったんでしょうね。
ドミヌーラは四本ドリルになっていて凄かったですね(笑)
アイキャッチのネヴィリルとアーエルも可愛かったんですけど、髪形を変えられると人を認識し難くなる私の特技のせいで、二人だと特定するのに数秒かかりました(笑)

全て見終わって今初めて色々シムーン系サイト巡りをしているんですが、ゲームのサイトのマミーナに感涙しています。彼女は人気投票でも2位なんですね。明らかに濃いキャラクターでしたからね(笑)ユンの絵もとても可愛いです。

ドミヌーラに逆流して来た記憶の主とアムリアの行方といった所が明確に示されなかった主な部分でしょうか。それぞれの人はみんなこれからやる事が多そうです。

最後が良く分からない感じで終わったのは、暗喩的に扱っているテーマが「社会に於ける女性の在り方」という非常に大きな物だったために、安易に結論・回答を示せなかった、もしくは敢えて示さなかったからだと思います。
またそういった態度を取るのが一番良かった、と私は思います。
アーエルとネヴィリルは「永遠の少女」として他のメンバーの心の中に生き続けていますが、このアニメもまた最終回を終えて尚可塑性を保つ事によって、永遠の少女達の物語として私達の中に生き続けるのだと言えましょう。

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