true tears 第８話「雪が降っていない街」

今回も良かったですね。特に純と比呂美の会話は全て良かったと思います。「雪が降っていない街」っていう言葉は含蓄があります。純に色々難題をふっかける辺り、もしかしたら比呂美は純に依存し始めているのではないかと思います。純は純でシスコンゆえか結構包容力がありますし（笑）この２人はお互いの気持ちが読めるし適正な距離も取れるから、常に味わいのある雰囲気になります。比呂美の相手は今の眞一郎では力不足だと思います。
眞一郎は今回も愛ちゃんに対して「俺、忘れるから。今日の事は無かった事に」とか言っていましたけど、ああいう言葉の微妙な使い方が良くないんですよね。何を言うにも、気持ちを受け止めた上で話したほうが良いと思います。無かったことにするっていうのは、誤魔化している訳ですから、逆に後に残ってしまうんですよね。
写真切り取りに関して眞一郎母が比呂美に弁解しようとしていましたね。切り取ったのは眞一郎母ではないということでしょうか。そうだとすると切り取った人は、比呂美の母本人辺りではないかと予想します。
今の所の相性は、純と比呂美、眞一郎と乃絵、という組み合わせが良いと思います。愛ちゃんは（既存のキャラの中では）三代吉しか選択肢が無い様な気もします（笑）ただ乃絵が眞一郎に失望する可能性が有るのではないかと・・・その時に眞一郎が成長することが出来るかどうかというのが物語の鍵なのではないでしょうか。そして上手く成長すれば比呂美を受け止められる人間になる可能性も出てくるのでは。そして比呂美は純との付き合いで浄化されて、眞一郎と向き合えるようになるのでは・・・とそういう展開が浮かびます（笑）