true tears 第6話「それ…なんの冗談?」

うーん、素晴らしいですね。言葉にするのも野暮なような微妙な表現が多くて良かったです。
兎も角も石動兄妹は人の心を読むのが上手過ぎです(笑)比呂美の表情が変わった瞬間に純がにやっと笑いましたけど、あれは全て読み切った表情だと思います。関わる部分が限定的ですが、物語中で一番高い視点を持って居るのが純だと思います。
最後に比呂美と眞一郎が兄妹かもしれないという、衝撃的な告白が有りましたが、そうだとしたら、比呂美をいびる眞一郎母を咎める眞一郎父が、あれだけ自信満々なのがおかしいと思いますので、その線は薄いのではないでしょうか・・・(と願望的なことを)比呂美をバスケ部にしたのは製作班のナイス判断で、ディフェンスの子の胸の縦揺れの描写には感心致しました。流石に一点一画も疎かでは有りません!!!乃絵ちゃんの腰振りも神山満月ちゃんを思い起こさせる、見事な腰つきだといえましょう!
三代吉の方の描写も一筋縄では有りません。三代吉が残して行ったお菓子を愛ちゃんがちゃんと食べる辺り、彼の心遣いを受け入れて居るということでしょう。本人が自覚しているしてい無いという違いは有りますが、心の底と表面で違う人が多いのがこのアニメの特徴だと思います。そして愛ちゃんは心の底が更に、眞一郎を好きな所と三代吉の心遣いを好ましく思う所とで割れている感じです。
音楽も最後の場面が壮麗で上手く脇にもなっている良い曲でした。乃絵が出て来る所のハーモニカの音楽も良い雰囲気だと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました